証券総合取引申込書への記入、捺印と本人確認書類の提出が必要です。当然のことながら、口座開設には審査があり、審査に通らなかった場合、口座を開設できないこともあります。
ロシア株投資用の口座を開設できたら、口座に投資資金を入金すると、証券会社がその資金をロシアルーブルに転換してくれた後、ロシア株購入が可能になるのです。証券会社の店頭まで出向くとロシア株情報について詳しい説明やアドバイスが受けられると思いますが、営業時間も限られていますし、オンライントレードが便利かもしれません。
ロシア株の売買には、株式取扱手数料、株式保管料、為替手数料の他、送金手数料がかかる場合があります。また、売却益についてはロシアでは一部を除いて非課税ですが、日本では課税対象です。配当金に関しては、現金配当及び株式配当ともに、ロシアで15%課税され、日本でも「配当課税」及び「みなし配当課税」として課税対象になります。
]]> ロシア株に投資する際には、ルーブルのレート変動にも注意が必要でしょう。日本とロシアとの時差も考慮に入れなければなりません。ロシアならではのカントリーリスクもあり、政治情勢や金融市場の問題が株式や為替に大きな影響を与えたり、政変や国交断絶などで突然取引ができなくなったり、税制が一方的に変更される、新しい税制が適用されるという可能性もあります。
]]>ADRはアメリカ市場では、株券同様に売買可能です。アメリカのNYSE(ニューヨーク証券取引所)やNasdaq(ナスダック)に上場されており、投資家が米国以外の企業の株に簡単に投資できるように米ドル建てで取引されています。ADRを買うことで、原株を買う場合の現地証券会社での口座開設や為替の問題、決算公告が読めないといった煩雑さを避けることができます。また、ADRはNYSEやNasdaqで取引されるアメリカ企業の株式とほとんど同じ情報開示基準が適用されるので、ADRを発行している企業の方が情報量が豊富だという傾向があります。
]]> 基本的には、ADR価格は原株の株価と連動していますが、まれにプレミアムがついて割高になってしまうことも。これは、ADRの発行数が限られているときなどに起こりがちです。ロシア株ADRは、楽天証券やイー・トレード証券などで取り扱っています。最近では、ロシア株をオンライン取引で直接売買できる証券会社も何社かありますから、あえてロシア株ADRにする必要もないかもしれません。元々、楽天証券やイー・トレード証券を使っている場合などは管理するのに便利だと思います。]]>ロシアRTS指数は、流動性が高く、時価総額の大きい上位50銘柄を上場企業の中から選定して構成されているので、エネルギー関連企業が構成銘柄の大半を占めているロシアでは、天然資源価格がロシアRTS指数と連動しているといえるでしょう。ロシアRTS指数は、1998年の通貨危機で大幅に下落し、その後は天然資源の国際価格高騰に伴って、右肩上がりに上昇していたのですが、2008年の9月には約50%も急落しました。グルジア紛争やリーマン・ブラザーズの経営破綻による世界同時株安の影響といわれていますが、9月19日にはMICEX市場が全銘柄取引停止となり、その後も断続的に、取引停止となっていたのです。
]]> ロシア株の代表銘柄であるガスプロム、ノリリスク・ニッケル、ルクオイルなども今年の最高値から半値近くまで暴落してしまいました。ロシア株式相場は、ロシアの政治情勢なども常に考慮に入れないと、ロシアRTSチャートをみているだけでは予測しきれない動きをしますね。自由になる資金を豊富に持っている投資家にとっては、この株安もバーゲンセール並のチャンスなんでしょうけど、素人投資家にはちょっとリスキーすぎますよね。ロシア株指数について説明させていただきました。
ロシアは石炭、レアメタルも多く産出しているので、金属・鉱業関連の銘柄も多く、セヴェルスタリ、チェリャビンスク亜鉛、マグニトゴルスク製鉄、ノヴォリペツク製鉄、ポリメタル、ポリュス・ゴールド、ラスパドスカヤ石炭など、紹介しきれないほどです。
システマ、モスクワ銀行などの金融・不動産銘柄やモバイル・テレシステムズ、モスクワ・シティ・テレフォン等の通信・IT関連株、モスエネルゴ、第1卸売電力、第1地域電力のような電力会社銘柄もたくさんあります。ロシアでは日本以上に乳製品が日常的に消費されているので、乳製品の食品会社であるウィム-ビル-ダン・フーズなども意外な注目株かもしれません。
]]> 比較的、割安感があるといわれているロシア株ですが、原油価格が急落すると一気に暴落したり、政治情勢に大きく左右されてしまいがちです。また、ロシア暦による祝祭日やロシア独自の法律にも注意が必要でしょう。例えば、ロシア非居住者が、ガスプロム 、第1地域電力、モスエネルゴ販売、水力卸売電力、クラスノヤルスク水力発電所の株を売買して、売却益をあげると、売却益の24%が課税されるという法律があります。]]>まずは、アルジゲート証券(ARUJI GATE証券株式会社)です。アルジゲート証券は、ロシア株専門の証券会社で、2007年3月1日から日本で初めてロシア株の取り扱いを始めました。日本初のロシア株オンライン取引サービス開始の実績もあります(オンラインでの取り扱い銘柄は、90銘柄程度)。アルジゲート証券のホームページでは、ロシアの経済トピックスやロシアの株式市況情報などが、毎日更新されているので、ロシア株について知りたい人には必見といえそうです。
ニュース証券(ニュース証券株式会社)も、ロシア株証券会社として有名でしょう。52銘柄のロシア株を取り扱っている他、ホームページでは株価のチェックもできます。ニュース証券の運営サイト、ロシア情報どっとこむはロシア株について勉強するのに最適ではないでしょうか。ロシア株オンライントレードの取り扱いもあります。
最後は、UW証券(ユナイテッドワールド証券)です。UW証券もオンライントレードができ、現在、50銘柄程度のロシア株を取り扱っていますが、今後はもっと増えるようです。
]]> ロシア株だけの購入を考えるなら、ロシア株専門証券会社であるアルジゲート証券が為替手数料が断然安いのでいいと思います。ロシア株以外に、中国株やタイ株も買いたい人にはUW証券がいいでしょうし、ベトナム株やドバイ株、タイ株も買いたいのならニュース証券が、購入株を管理するのに便利かもしれません。ロシア株を取り扱っている証券会社は、まだまだ少なく、オンライントレードを導入している有名な所は今のところ、この三社くらいです。
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